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ジャカルタ通信


ブンクルー (2003-03-01)

ブンクルーBengkuluと言うのは、スマトラ島の南西にある都市の名前です。
ここも、特に観光地として有名なところでもありませんが、たまたま行く機会がありましたので紹介します。
ここには飛行場がありジャカルタから1Hで行けます。

(広いインドネシアをフリーハンドで書いてみるとこんな具合になります。 ブンクルーはスマトラ島の下から2つ目のマルのところです)

スマトラ島で有名な観光地は、メダンの近くにあるトバ湖、パダンの近くにあるブッキトティンギーBukit(丘)tinggi(高い)などがあります。
「など」とひとまとめに言ってはいけないのですが、ここでは広い広いインドネシアの各地を、飛び飛びに紹介する事を許して戴きます。

(ブンクルーの街 とても綺麗な街並みです)

(街の中で見つけたモスク お祈りの時間に通っていたらお祈りの声が聞こえたことでしょう)

(街なかのロータリーで 茶色の屋根の建物は地方政府の建物でしょうか国旗が立っていました)

大きな都市でないことは確かですが、通る人も車も少なく、ジャカルタでの、車の雑踏に慣れた目にはとても新鮮に思えます。
この街から4時間ほど車で山へ入り、更に徒歩で山へ入ると、世界最大の花であるラフレシアが見られるところとしても有名です。
但し、見られる季節があって、いつでも見られるわけではないようです。
情報も少なく、見たいときは現地に入って情報収集しなければならない様です。
この花の名前の由来は、かってこの地に来ていたイギリスのラッフルズ卿が発見したことに依るのだそうです。

(街中で見かけたおばあちゃん 背中に野菜を沢山入れた籠を背負っていました。おばあちゃんの歩みの様に時間がゆっくり進んでいます)

(路上の小鳥売り)

(バスターミナル 都市から少し離れたところにある長距離バスのターミナル)

実は帰りの飛行機が一人分チケットが取れず、バスで帰すことになり、このバスターミナルまで送ってきました。
バスは7時間位乗る距離でも、値段は350円(25,000Rp.)位です。
スマトラ島の奥地?北部へは、ジャカルタから2晩3日かけてバスで行く人も居ます。
飛行機に乗ればあっと言う間でも、庶民には高くて乗れません。
帰省するのにバスで丸一日とか2日とかと聞くと、いやー大変だと思うのですが、そう言えば私が就職で東京へ出て来たばかりの頃は、正月の帰省には上野駅のホームに新聞紙を敷いて列んで夜行列車に乗り、なんと22〜23時間かかって郷里の小樽に着いていました。つい50年前のことです。

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