ロンボク島
ジャワ島から更に南と言うより東にバリ島があります。
バリ島は日本人にはあまりに有名ですが、ではバリ島の何が面白いか？と言うとこれは人様々です。
私は、すっかりリゾート化していて、何もバリでなくても、Fijiでも石垣島でも、同じでは？などと思ってしまいます。
そこで、バリ島は省略して、その隣のロンボク島を紹介してみます。
ロンボクは、唐辛子の意味なのですが、沢山唐辛子が取れたのでしょうか。
ロンボク島は、バリほど観光地として整備されていませんが、それだけに素朴さと、何でも安いのが魅力です。
観光地として整備されていないと言っても、主なリゾート地は幾つかあって、観光地としてはそれなりの歴史があります。
空港から近いスンギギSenggigi(地区)、島の北西にあるギリ３島Tiga Giliなどが有名です。
私は、Sheraton Senggigiに泊まったことがありますが、あまり混雑していなくて、ホテルの前のビーチも綺麗ですし、ホテルを出て見晴らしの良いところまで散歩することも出来てとても気に入りました。
日本語のツアーガイドも居ましたので手配して貰い、半日行程の島の観光ツアーもとても安くのんびりと楽しむことが出来ました。
(夕日がよく見えると言う丘まで散歩してのんびり日が落ちるのを待ちました 残念ながら雲の中に沈んで行きましたが、時間が進んでいるのかいないのかがあやしくなる静けさです）
食事は外にもレストランがあった様ですが、ホテルの中にも沢山あるレストランを順にめぐって美味しい物を食べるのも最高の幸せです。
(ロンボクの料理 あまり綺麗なので食べる前に１枚撮ってお腹に納めました）
バリ島からイリアンジャヤ/パプアニューギニアにかけては、小さな島が沢山あって、しかも、島一つ一つが面白いことに特異性を持っています。
隣のバリ島はヒンドゥー教が大多数ですが、ロンボク島は昔からこの地にすんでいたササッ(ク)人が９０％を占め、しかも元はイスラム教徒だったようですが、アミニズムとヒンドゥー教の混じった宗教を持っていると言います。
バリ島とロンボク島の間の海峡には、ウォーレス線というものが通っています。私は未だ見たことがありません？が･･･それもそのはずこの線は地図にも書いてはありません、実は動植物や地質にこのロンボク島からはオーストラリアと共通性が見られるのだそうです。
編者注：ウォーレス線とは、イギリスの探検家の名に因んで付けられた生物学的な区分線です。東洋区とオーストラリア区に分かれ異なる生態系を示します。スラウェシと西隣の島カリマンタンとを隔てるマカッサル海峡を走っています
(街を少し外れると馬車の乗り物が走っています しかも白い馬です、隣をオートバイが追い越して行きますが、ここには時間は沢山あるのです)
(市街地を外れるとこんな道が続いています 人は見えず時々牛が目に付きます)
(ホテルからガイド付のミニ観光バスで出かけると色々なところに寄ってくれます。この島でも瀬戸物を作っていて、実際に観光客に作らせていました。おばさんの笑顔がとても印象的でした)
(ササッ(ク)人の集落で ジャワ人とも顔つきは少し違っていますが何だか東洋人にも近い感じがしました）
(織物村スカララSukarara １８歳の女の子がすばらしい織物を織っていました)
(この織物は何ヶ月かかけて織った物で結構な値段でした。むろんジャカルタなんかで買うより遙かに安いはずですが）
(ロンボク島の南のタンジュアンビーチ 地名はクタKuta地区ですが、バリ島にも同じ地名があります。しかしここは人が居ないのがすばらしく、少し離れたところにホテルが一つあるだけです)
(Tanjung Aanビーチの丸い砂 星の砂と言うのは聞いたことがあるのですが、ここには丸い粟粒の様な砂がありました)
(ロンボク島ヒンドゥー教の総本山であるメル寺院Pura
Meru)
中央の塔はシバ神をまつってあり、右はなに左は･･･とこの寺院でボランテイアで説明をしていると言う青年が、インドネシア語で一生懸命説明してくれました。
入り口は聖者、王者、スードラと身分により３つに分かれている･･･と言う位までは分かったのですが、ここでご紹介出来るほど分かりませんでした。
でもこの島にも、３７００mの山、リンジャニ山がありますが、ジャワ島東部のブロモ山２４００ｍ、バリ島のアグン山３１００ｍの３つがヒンドゥー教の聖なる山なのだそうです。
それにしても、小さい島にこんな高い山があると言うことは、紛れもなく火山で出来た島？山の上？が島になった様な気がします。
(ナルマダ公園 首都マタラムから近いところにあり、１８０５年に作られたと言われています。今は綺麗な公園になっています)
(ナルマダ公園の案内人のおじいさんと かなりの高齢でしたがとても良く勉強していてわかりやすい説明をしてくれました）
ロンボク島へはジョクジャカルタから直接入るか、バリ島からも飛行機があります。
バリ島から船で来る方法もある様ですが、やはり飛行機が楽でしょう。
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