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ジャカルタ通信



マナド

仕事でスラウエシ島の北にあるマナドと言う所へ行ってきました。
インドネシアは、幾つかの島からなって居る国ですが、その島一つが日本の国より大きかったり、全領海はアメリカ合衆国より広いと言われています。何しろ一国の中で時差が2Hあるのです。ジャカルタは日本より2H遅い時間ですが、この国の東の方は日本と同じ時間帯にあります。

私が書いたインドネシアの地図です。小さな島はみ〜んな省略です。幾つ島があるのか判らないのです!

スラウエシ島は大昔、地球上の今の大陸分布に分かれた時に取り残された島だそうで、特異な動植物が現存するので有名です。ジャカルタからは、ジェット機でウジュンパンダン(マカッサル)と言うところを経由して行きます。

スラウエシ島のマナド(Manado)と言う街です。

この街は、島の一番北東にあり古くから交易の中心として栄えた港町で綺麗な街です。この近くの海は日本でもダイバーの人たちには有名なのだそうです。キリスト教の教会が沢山あり、聞いてみましたら人口の半数以上がキリスト教徒だと言うことでした。昔から混血が進んだせいか色白で美人が多いので有名なところです。

街中にはミニバン(日本製)の市バスが沢山走っていて庶民の足になっています

仕事で修理用の部品を探しに市内の電気店へ行きました。驚くほど色々な部品があり、探していた交流モーター用の進相コンデンサーがたちどころに出てきました。この店は実質奥さんが取り仕切っているらしく、早速ご主人に「あんたそこの棚にあるから出してきて!」と命じてくれました。

電気店のこのご主人曰く「あんた何処に住んでいる?」「ジャカルタです」「ここに住んだらいい」「なぜ?」「ここは女性が綺麗だ!」「もう歳ですから」「幾つだ?」「61です」「16でいいじゃないか!」
注:現在は61→62デス(笑)

と、もう70才近いと思われるご主人にからかわれました。こんな楽しいやりとりを、何とかインドネシア語で出来るようになっています。

奥様の頭の中には、店の全品どこに何があるかが掌握されているのがよく分かりました。にこにこしながらご主人と私の会話を聞いていましたが、私が奥様とも写真を取りたいといったら店の女の子も飛んできて一緒に撮った写真が次の写真です。

昔はこんなラジオ屋さんが日本にも沢山ありました。奥様は、可変抵抗器やコンデンサーと言われてもたちどころに何でも分かるので驚きました。

仕事が終わって、ダイビングスポットで有名な海へ連れて行って貰いました。ブナケンと言う所です。海はさすがに綺麗でした。

ブナケンの海でボートの船頭さんと


島で、近づいてきた船に居たマナド美人、かと思いきや違いました。「写真とってもいいですか!」と英語で言ったら、「OK!」と、ポーズを取ってくれました。

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